パルメットと花の格子柄ラグ - ART00608

パルメットと花の格子柄ラグ

19世紀のビジャールデザインを模倣した「パルメットと花の格子柄ラグ」は、伝統的な手法と天然の染料を用いて東トルコのアララト・ラグズによって手織りされた現代の傑作です。17世紀のペルシャのモティーフに触発されたこのラグは、小さな花に囲まれた二つの大きな側面パルメットの複雑な格子模様を特徴とし、無限に広がるように見える繊細な格子の背景に配置されています。これらのデザインは元々東クルディスタンで人気を博し、後にカフカース全域に広まりました。このラグには、インペリアルレッドのマダールート、深い緑のインディゴ、特有のターコイズなど、天然由来の8色が使用されており、それぞれが柔らかく鮮やかなパターンを引き立てるよう選ばれています。このラグは、装飾品であると同時に、復興された職人技の物語を語るアイテムです。

The Kevorkoff Carpet, Hali Magazine 1994 Issue 73.

この絨毯は、伝統的な染色方法によって生み出された8色の自然色が調和しています。 Natural Wool Color 320: 羊そのままの色 Dark Brawn 316: 羊そのままの色 Sunray Color 405: ヘナ Imperial Red 415: 茜 Dark Salmon 310: 茜 - クルミの殻 Yellow Green 419: ヘナ - 藍 Turquoise 330: トウダイグサ - 茜 - 藍 - クルミの殻 Charleston Green 50: トウダイグサ - 藍