レンコラン・ラグ - ART00504

レンコラン・ラグ

東トルコのアララト・ラグスで手織りされたレンコラン・ラグは、19世紀後半のコーカサス、レンコラン地域の歴史的なデザインから着想を得て、現代的な再解釈を加えた作品です。このラグは、ザズ様式と呼ばれるデザインを採用しており、それはサファビー朝ペルシアの16世紀から17世紀に初めて登場した幾何学的なモチーフから発展しました。伝統的な織り技術を駆使し、ダークブラウン、モスグリーン（イトスギとインディゴの天然染料）、そして自然な羊毛の色を活かした色彩が選ばれています。このラグは、コーカサスの芸術表現の魅力を現代のインテリアに息吹き込む、見事な証拠となっています。

The Kevorkoff Carpet, Hali Magazine 1994 Issue 73.

この絨毯は、伝統的な染色方法によって生み出された9色の自然色が調和しています。 Natural Wool Color 320: 羊そのままの色 Dark Brawn 316: 羊そのままの色 Khaki 413: ホザキモクセイソウ Red Oxide 438: Synthetic Dye Dark Sienna 402: 茜 - ザクロの皮 - トウダイグサ - クルミの殻 Pale Green 439: カモミール - 藍 Moss Green 27: トウダイグサ - 藍 Navy Blue 432: 藍 - ザクロの皮 Dark Sky Blue 23: 藍