中央コーカサスの初期の19世紀のデザインに触発された、ユニークな卍紋様の敷物をご紹介します。この現代的な作品は、東トルコのアララトラグズにて熟練した職人によって伝統的な技法と自然染料を使用して手織りされています。このデザインは'E. Heinrich Kirchheim の 'Orient Star - A Carpet Collection' に記載されており、他の敷物ではあまり見られない貴重で文化的に重要な卍紋様が特徴です。この紋様はブダペストのイパルミュベーシェティ美術館およびドイツ、アデナウの個人コレクションにある二つのアナトリア刺繍と類似しています。敷物には全7色が使用されており、その中でも特にダークスカイブルー（藍）、サンレイカラー（ヘナ）、チャールストングリーン（トウダイグサと藍の混合）、ナチュラルウールカラーが目立っており、柔らかながらも印象的な美しさを創り出しています。
The Kevorkoff Carpet, Hali Magazine 1994 Issue 73
この絨毯は、伝統的な染色方法によって生み出された7色の自然色が調和しています。
Natural Wool Color 320: 羊そのままの色
Natural Wool Color 37: 羊そのままの色
Sunray Color 405: ヘナ
Rufous 308: 茜
Pale Green 439: カモミール - 藍
Charleston Green 50: トウダイグサ - 藍
Dark Sky Blue 23: 藍
